寝違えについて

見舞われる機会も多いからこそ身近に感じられる寝違えは、筋組織が軽い肉離れを引き起こしているため、変化が感じられた時にはしっかりと見極めるのが大切です。

寝違えの原因

原因については、睡眠中であるが故に不自然な方向に首が曲がっていても起床時のように気が付いて正す事が難しいためです。そのように不自然な方向に曲がり続けた状態が長時間にわたるほど、首にある筋組織に対して血液が円滑に行き渡らなくなるので、次第に筋組織が硬化していきます。筋組織が硬化して柔軟性を著しく失っている状態で起床し、突如として大きく首を動かすと軽度の肉離れが生じ寝違えになります。

発生した時の症状については、少しでも首を動かすと強い痛みを感じたり柔軟性が失われていて動かす事ができない状態です。不自然な形で硬化するのが寝違えであるが故に楽な姿勢も通常時とは異なります。さらに、一言で寝違えと言っても筋肉の膜に変化が生じている事例と筋組織の中心部がダメージを受けている事例に分けられます。